入浴とセルフケア(温泉趣味?) | ストレスチェックASP | 株式会社エクスウェル
- 2017年02月01日
温泉というと、ストレス発散、気分転換には良さそうなものです。ストレス対処の方法としても、身体をリラックスさせてあげることは大切です。日ごろ忙しく働いているビジネスパーソンは、通勤ラッシュから夜遅い時間まで働き、常に緊張を強いられています。この緊張状態は、身体の自律神経の交感神経を優位にさせてしまいます。身体がリラックスしている状態は、副交感神経が優位に働いている状態です。このバランスが崩れてしまうと、夜眠れない、動悸がする、下痢・便秘の症状など、身体に不調をきたしてしまいます。つまり、身体のon/offのコントロールができなくなってしまうということです。
リラックスするためには、良質な睡眠は欠かせません。理想的な入浴は、就寝1~2時間前に入るのが良いといわれています。また、人間は、深部体温が下がると眠くなるということがわかっています。就寝1~2時間前に湯船につかり、体の内部まで温め、入浴後の体温の自然な下降によって、ちょうど寝床につくタイミングで眠気を強くもってくることができます。それにより、寝つきがよくなり、安眠できるということです。
しかし、熱いお湯に肩まで深く入ってしまうと、熱さによって交感神経が優位に働いてしまい、リラックスをすることができません。理想は38~40度のお湯にみぞおちまでつかるのが適切な入り方だといわれています。温泉地へ行くと、限りある時間での中で温泉を楽しみたいと、いつもの入浴より長時間、複数回入ってしまうと、かえって交感神経を優位にさせてしまい、血圧の上昇や疲労を蓄積させてしまいます。微妙に味気ないお話ですが、温泉地で疲労回復するためなら、38~40度のお湯に10分以内の半身浴で十分なようです。ただ、温泉につかる以外にも、外の景色を眺めたり、木々や花々の匂いを嗅いだり、風を感じることはリラックスにつながるため、温泉以外のリラックス方法を知っておくといいのかも知れません。
とあるストレスチェックシステムを提供している会社の社長は、イワナ釣りが趣味で、イワナ釣りの合間に秘湯(いわゆる野湯)に浸かるのも大好きです。日頃の仕事で溜まったストレスを温泉趣味で抜くのが彼の大切なセルフケアの方法になっています。因みに家族の方々は呆れ果てているそうですが…
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